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トップメッセージ

私どもいよぎんグループは「2024年度中期経営計画」の初年度として、「営業×人財」の構造改革に向けた重要な一歩を踏み出し、3年連続で過去最高益を更新いたしました。これに満足することなく、次なる10年に向けて、地域やお客さまへの価値提供をさらに高めていく所存です。
いよぎんグループの源流は1878年(明治11年)に設立された第二十九国立銀行に遡りますが、140年を超える歴史の中で、地域金融の安定と地域経済の活性化という私どもの使命は、今も変わることはありません。
2025年春には新本社ビル「新南館」が竣工し、2029年春の「新本館」竣工に向け、役職員の生産性や創造性向上に繋がる業務環境の構築を進めております。現在、地域は人口減少という未曾有の局面を迎えていますが、この難局において地域金融機関としてできることは、地域やお客さまの課題やニーズを起点として、提供する価値の量と質を徹底的に高めていくことに尽きると考えています。
そのために、人とデジタル技術の利点を活かした「Digital-Human-Digital(DHD)モデル」を昇華させるべく、ビジネスモデルの変革に取り組み、Digitalについては素地が整ってきました。今中期経営計画においては、Humanの質を高めるべく、「人財育成に過剰投資はない」という古くからの理念のもと、グループと地域の未来を築く「自律型人財」の育成を通じて、マテリアリティの中核に据えた「地域経済・産業の持続的な発展」に貢献してまいります。
私どもは、「潤いと活力ある地域の明日を創る」というグループ企業理念のもと、引き続き持続可能な地域社会の実現に貢献してまいります。今後も皆さまのご期待にお応えできるよう、いよぎんグループ一丸となって役職員一同努力してまいりますので、より一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

2025年11月
株式会社いよぎんホールディングス
代表取締役社長 三好 賢治